フェラーラ派の伝統を現代によみがえらせた天才ヴァイオリンメーカー Alessandro Ciciliati
CICILIATI氏は近年ヨーロッパでの評価が大きく上がり、現在イタリアの最高レベルの製作者の一人と考えられています。 

YOU-TUBEにてCICILIATI氏製作のVIOLINの音がお聞きになれます。https://www.youtube.com/watch?v=qc9tWd5aO24


 アレッサンドロ・チチリア−ティはフェラーラ出身のヴァイオリンメーカーで、モダンイタリーの主流の一派だったフェラーラ派の伝統をひたすらに追求している天才的な製作者。現在、欧米での評価が非常に高く、ヴァイオリン、チェロはソリストがオーケストラ伴奏で使用するほどです。日本でもヴァイオリンからコントラバスまで一流のプロ達の数多くがファースト楽器として使用しています。現在、世界最高ランクの評価を受けておりイタリア新作の中で最も高い楽器の一人となりました。

(有)アットはヨーロッパで販売されている価格より低い価格設定です。相場の変化に対応するために価格をユーロ表示にしております。

2024/11/7現在、1ユーロ170円の計算で価格を決定しています。ユーロの為替変化に対応して値段が変更になる場合があります。現在はユーロの上昇に歯止めがかからず、1ユーロ170円以上になっています。

11月に待望のコントラバスが入荷いたしました。レベルが非常に高く、一般的な新作コントラバスの1.5倍弱のお値段になります。

 Atelier CICILIATI 

(イタリアの甚大なコロナ禍のためこのプロジェクトは継続不能となりました。

今後、新しく楽器が製作されることはなく、在庫品がなくなり次第終了となります)


ラベルは【Alessandro CICILIATI】ではなく【Atelier CICILIATI】となりますが、Alessandro CICILIATI本人の製作の物になります。基本的性能はヨーロッパでは最も値段の高い楽器にランクされている物とほとんど変わらない非常にコストパフォーマンスが高いものになります。

当社在庫の【Alessamdro CICILIATI】ラベルの楽器(2014.2015年)の半分以下の価格で将来的にリセールバリューも高くなると予想されます。


現在、ヴィオラ 39.5cm 2016年製 価格 Euro 16.000 \2.992.000(税込)

Ernesto CORLI ヴィオラ 41.0cm 2005年製 CICILIATI氏の弟子 値下げいたしました。 価格 \1.650.000(税込)

(最終仕上げ、ニス塗はCICILIATI氏の手による)


ヴァイオリン 2020 価格 Euro 15.000 \2.805.000(税込) 

の在庫があります。


Alessandro Ciciliatiの楽器価格表(税別)
VIOLINO Alessandro CICILIATI 2014 

Euro30.000

¥5.775.000(税込




アレッサンドロチチリア−ティ
『モダンアンティクゥイティの魅力』(パンフレットより)


 古都フェラーラ、そこは豊かな音楽的遺産と共に数世紀にわたって數多くの著明なヴァイオリンメーカーが君臨した町である。中でもルイジ・マルコンチーニそしてエットレ・ソフリッティは世界的にも有名なフェラーラ派のスタイルを確立することに貢献した。

 そして、ソフリッティの弟子達の死後20年もの間、フェラーラ派のヴァイオリンメーキングはすでに過去のものになったかのように思われていた。

 しかし、そのフェラーラ派の伝統は「アレッサンドロ・チチリアーティ」という若きヴァイオリンメーカーによって現代によみがえったのである。彼のプロフェッショナルとしての目的は、この伝統の名作を現代の演奏家の要求にこたえつつ再現させることであった。

 響鳴版は15年〜25年寝かせた材料のみを使用。細心の注意を払って作られる各部:スクロール、f字孔のカット、ミドルアッパーバウツのカーブ、アッパー、ロアーバウツ等、そして非常に強い個性に特色づけられた音色。これらすべての要素によって作り上げられた彼の楽器はヴァイオリンコレクターのみならず、内外のソリスト、一流オーケストラのプレイヤー達によって非常に高く評価されている。

日本でも一流のソリスト、プロオーケストラ奏者(M響、書響、市響等【なぞかけになっています】)一流音楽大生、又超アマチュアの方々に愛用されています。現在国際的に活躍している女流チェロ・ソリストの「H.N」氏も修行時代にCICILATIをご使用でした。


アレッサンドロ チチリアーティは1959年フェラーラ生まれ

 現在そこに工房をかまえている。

 彼の芸術に対する情熱はフェラーラの美術学校「ドッソ・ドッシ」卒業、1982年国立音学院「ジロ−ラモ・フレスコバルディ」のコントラバス科卒業という2つの経歴から伺い知ることができる。

 又、音学院卒業と同時に、同市に設置されているヴァイオリンメーキングコースにおいて、有名なヴァイオリンメーカー「イ−ヴァノ・コラッティ」に師事するという幸運にめぐりあった。これがチチリアーティが伝統的ヴァイオリンメーキングの技術を学ぶチャンスとなった。

 後に彼は内外のヴァイオリンメーキングコンクールに参加し94年のクレモナの「トリエンナーレ」の賞をはじめとして数多くの賞を得ている。

近年、彼の楽器の評価は驚くほどに高く、世界で最も値段の高い製作者の一人(現代のANSALDO POGGIと評されています)となりました。現在、”ALESSANDRO CICILATI”のラベルを持つ楽器はあまりの高額のために、仕入れ不能となっています。

ドイツの有名ヴァイオリン販売店「CASA STRADIVARI」(https://casa-stradivari.com/violins_en.html)では他の有名現代製作家の中にあってただ一人「UP TO 100.000 EURO」の評価を誇っています。つまり50.000ユーロから100.000ユーロのランクで現在のユーロ高においては875万以上である。


ヨーロッパ諸国では(有)アットの価格表に載っている在庫の楽器の値段ををはるかに超える値段で販売されています。

彼は体調不良のため、今後数年ほどで製作活動を休止すると宣言しており、今後値上がりするだろうと言っています。

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